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執筆者の写真佑斗 川島

池袋SC支部の幸福運動戦略 〜STP分析〜

本日、6月11日は、池スポ支部第3回目の修練日でした!

当支部は、毎晩オンラインと月1回の道場修練でどう支部運営していくのかのチャレンジでもあります!人集め・人づくりのサイクルが軌道に乗るのは、まだまだこれからです!


さて、みなさんは、セグメント、ターゲット、ポジショニングを聞いたことはあるでしょうか。マーケティングに明るい方は、ご存知かもしれません。簡単に説明すると以下のことのようです。


S:セグメンテーション

市場を細分化することを指します。年齢や性別、職業などのプロフィールを起点にして顧客の性質をセグメント化し、まずは利用してもらうべき顧客を分ける作業をする必要があるのです。STP分析をした次のフェーズで必要になる「ターゲット」の設定をするうえで欠かせません。

T:ターゲティング

セグメンテーションが顧客を“分ける”作業だとしたら、ターゲティングは顧客を“狙う”作業といえます。セグメントした市場に沿って決めるのか、市場を横断すべきなのか、ニッチな市場を狙っていくのかなど、ペルソナの一歩手前のレベルまでターゲットを絞っていきましょう。

P:ポジショニング

セグメント化した市場のなかには、もちろん競合他社もひしめいています。ときには大手が溢れている市場に放り出されることもあるでしょう。そのまま競争をしてしまうと、当然勝ち目はありません。なので、しっかりとポジショニングをする必要があります。競合の特徴を分析したうえで自社の立ち位置を決めることで、正面からぶつかるのを避けることができるのです。


■池袋SC支部の想定するSTP


①そんなに頻繁ではないけど・・・たま〜に、道衣を着て少林寺拳法で汗を流したい。それができる場所や仲間が、身近にみあたらない。

②近場で、武道を習いたいけど・・・スポーツ・武道などの運動経験がないけど、何か新しい趣味を持ちたい。 健康のために運動がしたい。

③子供と一緒に、孫と一緒にできるものはないか・・・


■池袋スポーツセンター支部を取り巻く環境を自己分析すると、、、


1、東京都心の池袋というアクセスしやすい好立地

 

2、新しくできたばかりの新設支部 コミュニティーとして未成熟


3、支部長(30代前半)を中心として、幹部指導陣も20〜30代が大半


4、支部活動ができる施設は池袋スポーツセンターに限られている。


5、修練頻度が月1回 土曜日12〜15時の3時間+オンライン修練は、毎日1時間


ざっと挙げても5つ挙げられます、マイナスにとろうと思えば、デメリットにみることも可能です。しかし、それをプラスに捉えたいと思います。


1、働き盛りの方、行動範囲の広い大人であれば、多少遠くても集まりやすい場所

  行きや帰りがけに遊ぶことも可能な場所や時間帯。

  学生時代に少林寺拳法をしていた方も、仕事などで上京してくることもある。  


2、お互いほぼ初対面同士からの人間関係である。

  コミュニティーとして参入しやすい雰囲気である。〈頻度も少ない為、程よい距離感〉


3、若いからこそ、皆の手で道場を創り上げるというコンセプトを掲げる。

  ・運動量を確保した修練を意識し、汗をかけて達成感を持てるプログラム

  ・オンライン修練やSNSでのPRなどを積極的に活用している。


4、合宿等行事の企画・社会貢献として地域行事への積極参加など、

  修練以外での支部活動が充実したコミュニティーへなる!(予定)


*豊島区体育協会に加盟しており他団体との割り振りの関係上、新参者でもある少林寺拳法は、月2回までしか枠をとることができません。また少林寺拳法連盟の規則、体育館支部の要件で、区内の別施設を利用することも原則できません。


5、少ない頻度だからこそ、1回の修練密度や魅力を高めていく。

  ・指導陣もミーティングを事前に行い、担当割振やコンセプトを確認している。

  ・少ないからこそ、1回の修練がイベントとして楽しめる機会になるように!!

  ・任意参加のオンライン修練は、毎晩実施。全国・海外からの出稽古もある。


《当座のターゲット》


●20〜30代の若い方

 仕事や学業などで平日夜は忙しい方

 家庭があって頻繁に家に空けることもできない子育て世帯の方


●地元豊島区で、新しい趣味活動やコミュニティーを探している方


●少林寺拳法を学生時代にやっていた休眠拳士


《ターゲットのニーズに応えるために掲げる修練方針》

・とにかく楽しい場づくり・みんなで創り上げる道場であること。

・がっつり少林寺拳法で汗をかくことができる。基本・法形・演武・運用法どれもある。

・家族で遊びに行ける雰囲気の道場

・初心者・新規の方には、懇切丁寧な指導を心掛ける。


■最後に


あくまでも道場修練は、技法上達もさることながら、学び合い高め合う場であり、幸福運動の輪をより強化し、縁をつなげる為の手段の一つです。


社会に役立つ人づくりを行う少林寺拳法としては、拳士ひとりひとりが身近な社会である家庭【家族関係】、職場【上司や同僚など】、地域【豊島区や個々の居住地】で良き影響力を発することがより大切です。


そのように、みんなが意識を持って、生活を営み、行動できれば、その行動意識の源を充電できる場になれば、月1回でも当支部の存在意義が十分にあると考えています!


さあ、人を笑顔に、日本を元気に!まずは自分から!


以上 ご精読ありがとうございました!



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